必要な要件
事業に必要な設備
自動車
ハイヤーは営業圏内での最低台数が決まっています。
営業圏内で10台以上（営業圏ごとに異なります）あればよいので、例えば江戸川に5台、品川に5台でも可能ですが、営業所ごとの最低保持台数は5台なので注意が必要です（江戸川に3台、品川に7台は不可です）。
人
運行管理者と整備管理者※の選任が必要です。
運転手についても1車1人制の場合、車両１台につき1.4人（10台で14人）必要です。
※運行管理者… 安全運行できるようドライバーが無理なく働けるように勤務時間を設定したり、健康管理を行う、ドライバーへの指導・教育行う管理責任者。
※整備管理者… 車両の点検や整備、車庫の管理や点検を行う管理責任者
運行管理者と整備管理者※の選任が必要です。
施設
営業所と休憩仮眠室、車庫を備えることが必要です。
営業所から休憩仮眠室・車庫は、共に直線で2㎞以内に設置する必要。原則は、車庫と休憩仮眠室は併設する必要があります。
※ 営業所などの建物については用途地域の制限があります。（第一種低層住居専用地域・第二種低層住居専用地域・第一種中高層住居専用地域・第二種中高層住居専用地域（条件あり）では申請することができません。商業地域や工業地域だと問題ありません）
資金
1または2のいずれかを満たす資金が必要です。
1.
運輸局が求める、事業を運営するのに必要な所要資金※の50％を上回ること。
必要な所要資金とは…土地・建物の賃借料の年額、人件費の2か月分、車両費：リース料の年額・割賦価格の全額、保険料の1年分等の合計資金
2.
事業開始当初資金※（申請日時点）の100％を上回る資金を要すること。
事業開始当初資金とは…土地・建物の敷金を含んだ賃借料の2か月分、人件費の2か月分、車両費：リース料の2か月分・割賦価格の頭金を含めた2か月分、保険料の1年分等の合計資金、（任意保険については対人8000万以上、対物200万以上が許可要件）
事前に準備いただく書類
FAXまたはメールでお送りいただく書類
- 定款の写し
- 直近の決算期の貸借対照表
- 営業所、車庫、休憩仮眠室の賃貸借契約書（自己所有の場合は土地建物の登記簿謄本の原本）
- 車庫・営業所・休憩室の見取り図、求積図
- 使用する車両の車検証
- 運行管理者資格者証（旅客もしくは乗用）
- 1、2、3級の自動車整備士技能検定合格証書又は整備管理者選任前研修の修了証書及び実務経験証明書
- 任意保険の見積書
- タクシーメーター器の見積書（距離制運賃を適用する場合のみ）
- 履歴書（役員（取締役、監査役についてご記入ください）フォーマットあり
- 運管・整管聞き取りシートフォーマットあり
以下3点は開始届の提出時に必要となります。申請時は不要です。
- 健康保険・厚生年金保険新規適用届もしくは直近の標準報酬決定通知書
- 労働保険／保険関係成立届
- 就業規則の写し（所轄労働基準監督署の受付印が押された届出書の写し）
取り寄せ・ご準備いただく書類
- 車庫前面道路の幅員証明代行可能
- 法人の登記簿謄本代行可能
- 残高証明書
確認事項
- 適用する運賃についての選択運賃・料金表あり
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