都市型ハイヤーとは
平成26年から、「都市型ハイヤー」という制度が開始されました。外国人の観光や視察、出張などで都市部において利用されることを目的にしています。今後インバウンド需要が伸びる都市部では、さらに活況な事業になると思われます。ただ、日の浅い制度のため、運送業界でも十分に広がっておらず、情報も不足しています。ここでは、都市型ハイヤーの基本情報をお伝えします。
ハイヤーとタクシー
のちがい
都市型ハイヤー
都市型ハイヤーは完全予約制で、運転手が所属する営業所で待機し、お客様の要請でサービスを開始します。乗車・降車場所、運賃など、すべて契約時に決められた内容にそって業務が行われます。外国に行くと、よく運転手つきの車を半日や1日チャーター(貸し切り)できますが、それに近い形態です。
料金は、出庫から帰庫までの全区間が対象になります。一定時間(規定:2時間以上)を運転手と事業用自動車を雇うという契約です。
タクシー
タクシーは公共の輸送機関です。道中や駅などの人が集まる場所で待機し、お客様を乗せ、目的地まで移動します。料金は、移動距離で決まります。
都市型ハイヤーが
注目される理由
インバウンド需要
都市型ハイヤーが潜在的に注目されるのは、インバウンド需要です。観光目的の外国人の増加や、外国人ビジネスマンの企業視察など、2地点、3地点を移動するニーズが増えています。特に、関東では東京五輪を契機に、その傾向は強まるものと思われます。
弊所で申請されるお客様の多くが、中国系企業なのは偶然ではありません。
タクシー、バスの規制
北陸道高速バス事故や軽井沢スキーバス事故など、近年、重大事故が相次ぎ、バス規制はますます強くなっています。タクシー業でも、新規参入・増車規制が行われ、事業を拡大できません。そんな中、従来のビジネスを活かしつつ、新たな活路になる都市型ハイヤーに注目が集まっていると言えます。
ハピネス行政書士事務所なら・・・
事業計画の作成から
事業の開始まですべてサポート
要件を満たしているのか分からない・・・。お客様の状況を確認させていただき、事業(資金)計画の作成からサポート。煩わしい必要書類(車幅証明、履歴事項全部証明書など)の取得も、弊社で代行できます。
専門知識をもった
中国人スタッフの対応
都市型ハイヤーの許可申請の多くが、中国系企業の方です。専門知識をもった中国人スタッフが常駐しているので、抵抗なくご相談いただけます。
北海道から石垣島まで
スピード全国対応
都市型ハイヤーの許可申請が経験豊富な行政書士は、全国でも限られています。近親の行政書士に相談したけど、納得の答えが得られず、弊所に来られるお客様も多くおられます。北海道では、都市型ハイヤーの申請第1号を弊所で申請しました。